【帝王切開体験談】時間はどれくらいかかる?入院〜術後まで。
帝王切開は局所麻酔になることが多いので、手術中も意識があります。
なので手術時間はどれくらいなのか気になりますよね。
何時間も意識があるままだと怖いくて耐えられない!と思っていました。
手術時間が長いと途中で麻酔が切れないかも心配…。
私は、子供を2人とも予定帝王切開で出産したので、
- そ術前検査の時に先生から聞いた帝王切開の手術時間。
- 実際手術中はどうだったか?長く感じたか。短く感じたか。
- 入院当日から手術までの流れ
を書いています。
帝王切開に不安がある方・帝王切開当日の流れが知りたい方は参考にしてください。
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帝王切開にかかる時間
帝王切開手術にかかる時間ですが、1時間程度です。
予定帝王切開の場合、万全の状態で行うのであまり心配いらないと思います。
赤ちゃんが出てくるまでの流れ(読みたくない人は飛ばしてください)
- お腹を開腹
- 子宮の前にある膀胱をちょっと動かして
- 子宮開腹
- お腹を押して赤ちゃんを出す
- 赤ちゃん誕生
という流れのようです。
これで10分程度です。
病室で待っている家族は、思っていたより早く赤ちゃんが病室に来たのでびっくりしたようです。
私が病室に戻る前に、すでに赤ちゃんを抱っこした写真も撮っていました。
手術の途中で麻酔が切れることはない?
帝王切開は1時間てくどの手術ですが、赤ちゃんは手術開始から10〜15分程度で出てきます。
なので、麻酔が途中で切れることはあまりないかと思います。
赤ちゃんがお腹から出ていれば全身麻酔をすることもできるので、麻酔がしっかり効いていれば痛みを感じることはありません。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
【帝王切開体験談】麻酔の痛み・不安についてまとめた。 - こちの子育てblog
手術は長く感じる?短く感じる?
感じ方は人によりますが、私は短く感じました。
赤ちゃんが生まれると全身麻酔をすることもあるので、その場合起きたら手術は終わっています。
帝王切開のことを思い返すと、手術が始まればあっという間だったという感想です。
でも、帝王切開はやっぱり怖いです。
もし3人目を院進したら3回目の帝王切開をすることになりますが、想像するだけで怖いです。
帝王切開当日の流れ
- 前日から入院(前日の夕食後から絶食。)
- 帝王切開当日は絶飲食。
- 午前中から点滴。着圧ストッキングなどの手術準備をする。(準備の時は看護師さんが来て手伝ってくれます)
- 手術5分前に看護師さんと手術室に移動。
- 手術室に入る前に名前など確認があります。
- 麻酔をする
- 手術開始
という流れになります。
手術の準備は手術時間の2〜3時間前から少しずつ始めます。
なので、手術当日は10時くらいまでは病室でゆっくり過ごしていました。
手術は午後からで
娘の時は15時〜、息子の時は13時30分〜開始でした。
娘の時は、同じ日に帝王切開をする患者さんが2、3人いたので、『15時頃の予定だけど、前の人が終わったら呼びに来ますね。』と言われました。
そして手術当日は、手術室に入るまでに家族に来てもらいましょう。
私は、12時〜13時頃に家族に来てもらいました。
手術当日は不安だと思うので、もう少し早い時間から来てもらってもいいかもしれませんね。
手術室にはこんな格好で移動します。
手術開始〜手術終了まで
手術室に入る前には名前確認します。
そして手術室に入るとベッドに寝て麻酔をします。
手術室に入ってからは寝ているだけで、どんどん手術の準備が行われます。
特に私の場合は、麻酔が効きやすいため、手術が始まる頃には頭がボーっとしていました。
麻酔が終わると目の前にカーテンのようなものを準備していきます。
いつの間にか執刀医と助手の先生がスタンバイしていました。
『それでは〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇始めます。』という感じで患者の名前などを確認して手術が始まります。
手術が始まってからも麻酔医の先生や助産師さんと会話をしていましたが、麻酔がよく効いていたので内容は覚えていません。
ボケーっと天井を見ていると急に『お腹押しますよー』と言われグイグイお腹を押されます。
ついに赤ちゃんが出てきます。
お腹を押されながら、『頭見えたよ』とか『もう少しだよ』と助産師さんが声をかけてくれます。
麻酔が効いていたので『頭見えてるんだ』くらいの感想です。
苦しいとも思いませんでした。
ただ、お腹を押されるので、喋ろうと思っても『おえ!うう!』といううめき声になります。
『赤ちゃん生まれたよー!』
という助産師さんの声の後、赤ちゃんの泣き声がしました。
赤ちゃんはキレイにしてから連れてこられます。
意識はあるので赤ちゃんは見えますが、まだ手術中なので抱っこはできません。
手を伸ばせば触れるかも?
手術中はどこまで動いていいのかよくわかりません。
そして赤ちゃんは病室に連れて行かれ、ママは手術が続きます。
赤ちゃんがお腹から出た後は全身麻酔をしてもらい寝ていました。
気付いたときにはすでに手術は終わっていました。
手術が終わると、手術室から病室に戻り赤ちゃんと対面できます。
帝王切開後、病室に戻ってからの過ごし方
帝王切開当日は、手術が終わっても動き回ることはできません。
完全に麻酔が切れるまで数時間かかることもあります。
エコノミークラス症候群の予防のため、着圧ソックス以外にも足を圧迫する機械なども取り付けられています。
尿道にもカテーテルが入ったままなので、寝たきりで過ごします。
機械や尿道のカテーテルはは翌日には外してもらえます。
退屈ですが、手術当日はゆっくり休みましょう。
絶食なので食事はできませんが、お茶や水は飲めます。
ストローの準備はお忘れなく…。
私は吸い飲みを使っていましたが、上半身が動くようになればコップやペットボトルも自分で持てるようになりますよ。
妊婦さんの入院準備必要なもの。帝王切開編 - こちの子育てblog
何より痛いのは術後
何より帝王切開で痛みを感じるのは術後です。
硬膜外麻酔をする場合は痛みは軽減されると思いますが、それでも重だるいような痛みは感じます。
硬膜外麻酔がないという場合、痛み止めについてこちらの記事にまとめているので、参考にしてください。
詳しくはこちら
【帝王切開体験談】術後の痛みはいつまで?痛み止めはどれが効く? - こちの子育てblog
まとめ
- 帝王切開は1時間程度の手術
- 赤ちゃんは10〜15分で誕生する
- 赤ちゃんが出てからは全身麻酔も可能
- 帝王切開の痛みの本番は術後
帝王切開にかかる時間と入院〜術後までの流れをまとめてみました。
赤ちゃんが10〜15分で誕生と聞くと、やっぱり帝王切開は楽は出産のイメージにを持つ人もいるかもしれません。
でも、内臓までメスを入れる手術なので怖いです。
そして術後は痛い。
痛む期間も長い。
(退院後も重だるい痛みがあります)
なので、楽な出産ではないです。
不安に思う場合は助産師さんや執刀医、麻酔医に相談することもおすすめです。
私の場合は、旦那も私の母も手術経験がなく私が『怖い』って不安を話しても『手術時間も短いし。何時間も陣痛に耐えて産むより楽だよ』という感じでした。
手術当日に話をした看護師さんは手術経験者で、不安な気持ちなどもよくわかってくれました。
看護師さんと話している方が気が楽でした。
なので、不安なことは病院で相談してみるのもいいかもしれません。